フォード レーザーカブリオレ&ファミリアカブリオレ
エントリー台数が非常に少ない中、私は奇跡を目撃してしまった。レーザーカブリオレとファミリアカブリオレが並んでしまったのだ。私自身、レーザーのカブリオレは初めて見る。
まず紹介したいのはレーザーのカブリオレ。
Bピラーにはカブリオレのロゴがある。
5人乗りのオープンカー。オープンにするとBピラーがむき出しになるため今ひとつかっこよくないが、この車がRX-7のカブリオレひいてはロードスターに繋がっていく、マツダの量産オープンカーの原点でもある。
各ピラー部をより詳しくみたところ。フロントガラス上部、ソフトトップの前端が接触する部分のウエザーストリップの構造は、基本的にロードスターと同じだ。
Bピラー部分。
幌が納められている部分。たたんだ幌がボディーから大きくはみ出ている車をカブリオレ、ほぼ見えなくなる車をロードスターという。
リアシート部分に鍵穴がある。なぜ鍵があるかというと、このシートは可倒式で、トランクと繋がっている。オープンにした状態のままで駐車して、その間にトランクに入っている物を盗まれないようにするため、鍵が付いているというわけだ。
せっかくなのでシートを倒してもらった。するとオープンカーになってしまったトヨタ2000GT(ボンドカー)のように巨大なメンバーが入っていた、
ついでなので、幌のカバーもはずしてもらった。中にはこんなに大きな屋根が入っているのだ。
次はファミリアカブリオレ。レーザーの兄弟車である。「山58」というナンバーが渋い。
レーザーとファミリアで外観が違うのは当然だが、内装はどうなのだろう。一番違うのはシート。柄とヘッドレストの形状が異なる。屋根が開いている方がレーザーだ。
以上でマツダコレッチオーネのレポートはおしまい。美祢サーキットの現状が確認できただけでもよしとしよう。