外箱、その1

 注目の外箱はこれだ。なぜ注目かというと、AZ−1とCARAの区別が付く人は、日本にほとんどいないためである。区別できるだけの違いを箱絵で表すには相当特徴的な絵にしなければならないはずと思っていたところ・・・左前方を描いたものだった。
 箱の左上がオレンジ色だ。スズキの色にしては違和感があるような。というか、スズキの代表色って何色なんだろう。




 箱絵の詳細を見ていこう。ホイールはオプションのヒトデホイール。つまり完全にノーマルのCARAをモデルにしたわけではない。またホイールのセンターキャップには何も書かれていない。これはスズキバージョンのヒトデホイールとして正解だ。




 AZ−1とCARAで外観上の最大の違いとなるフォグランプ。ちゃんと描かれている。わかりにくいが、ボンネットとフェンダーのツラがあっていない点も実車をよく再現しているっぽい。




 CARAの説明文。AZ−1と比較してみよう。書かれている内容は基本的に同じ。が、「ガルウイングは開きません」との一文がCARAの説明文に無い。このモデル、ドアが開くのか(笑)。







 スペックを見てみよう。ここでアオシマが痛恨のミス。型式がPG6SAのままだ。正解はもちろんPG6SS。ボディータイプもAZ−1の説明書きと異なる。ひょっとしてスズキはCARAを「2シーターガルウイングクーペ」と評していた?