初代カペラの内装

 インパネ部分。クーラーの形状が異なるのは後付けのつり下げ式クーラーのためだ。形状が全然違う。マイナーで、しかも短期間でここまで変わった車は珍しい。もちろんマツダ車ではカペラ以外に例がない。その点で際立った特徴を持った車だ。

マイナー前 マイナー後


 デッキはなつかしの8トラックだ。



 ドアトリム。色もデザインも違う。注目してほしいのは、ドアロックのノブの位置。マイナー前は後方にあるのに対し、マイナー後は前方になっている。マイナーチェンジは見た目(表面部分)だけ変わっている部品が多い中、中身であるドアのロック機構そのものに変更があったという点にも驚かされる。

マイナー前 マイナー後


 あと話は変わってエンジンルーム。カペラのレポートの中で、唯一AZ−1の参考となる部分だ。カペラのラジエターのサブタンクは、AZ−1と同様にプラスチック製だ。この部分は2台とも問題なかった。AZ−1のサブタンクも同等の耐久性があるものと推察される。



 今回の旧車ピクニックではマツダミュージアムも見て回った。そこで次頁ではミュージアムに置いてあるAZ−1の状態についてレポートする。何やら不可思議な現象が起きていたのだ。