オートポリス AM10:30
 そしていらついているAK−A,AK−B,CKクラスで編成されたBグループがピットに並んでいる。
 「第1コーナーはオイルバリバリじゃぞ、気ぃ付けろ」「凄かですか?」「ひどいぜ」「まだですか?」「転がったんがおるけん、大変らしい」情報が交錯する中を進む私に、みんなが声をかけてくる。オイルの処理は続行中!こりゃあおおごつでしたですばい。そして待たされまくった彼等は、、、切れてしもうた。


 タイヤがあったまってねぇのに、飛ばすな!飛ばすんじゃないっ!そしてバトルは始まってしまった。ワークス同士にAZ−1同士、入り乱れての大乱戦状態!そして予想通りにエンジントラブルが始まった。回転数が上がらずにタイムは低下するばかり、ワークスとAZ−1は同じ症状でカプチーノを見たらプラグは欠けてバルブが溶けたくらいでしょう。なんせ2ストの頃からスズキの2番シリンダーが弱いのは致命的欠陥だもんね!「3周目から、えらい回転が上がらなくなって、、、」後に高倉ランランM2エムズAZ−1は力無く語る。そしてK−Carフォーラムの最も長いサーキットアタックは終わり、悪夢の表彰式が始まった。