走行イベント

 走行イベントだが、先ほど紹介したとおり、柵の外から撮影した。が、今回は協賛クラブにパドックパスが発行されたため、普段は絶対見れない場所からレポートする。



 まずはおなじみ787B。車が走る特設コースはあまりに狭いため、本格的な走りは見せられない。が、常に車を目線で追える・間近で走っている車が見られるという利点もある。想像してみてほしい、広いサーキットを全開走行したところで、F1でさえ1周するのに1分少しはかかる(もちろんコースによる)。一番見晴らしのよいストレートを車が過ぎ去ったら、あとはただひたすら待つしかない。その間、何もすることがない・・・いずれも一長一短があるのだが、今回は迫力ある走りが間近で見られる方を選択したということだ。



 ではパドックから撮影した787Bの迫力ある映像をどうぞ。なお途中で画面が乱れるが、それは撮影しながらの移動中に、なぜか置いてあった自転車にひっかかって、こけそうになったためである。






 次はRX500。おかげで近くから細かいところが撮影できた。



 走行イベント時に履いたタイヤは、なんとスニーカー。理由はタイヤサイズが豊富なこともあるのだが、当時のレーシング用タイヤのグリップ感に一番近いと判断されたのがスニーカーだったのだ。実際、現行のレーシング用タイヤを履かせると、グリップが強すぎて足周りに負担がかかるとのこと。あくまで感覚で判断した結果なのだが、実に興味深い。なお現状でのスニーカーの評価だが「コーナリング中に飛ぶ」タイヤである。



 走行イベントは午前と午後の計2回行われた。さらに協賛クラブには、RX500の助手席に乗って走れるという特典もあった。そこでこの特典をABCミーティングのジャンケン大会の賞品として出した。
 ただしここで問題が・・・今回出展した協賛クラブは3つ。しかし同乗走行枠は2つ。コスモ、ABC、ランティスの各クラブの内、1つは同乗走行できない。
 「コスモスポーツとしてはRX500はロータリーなので譲れない、AZ−1としてはRX500は先祖みたいなものなのでどうしても乗りたい。となると全く関係ないのはランティスなので、ここは一つ、コスモとAZ−1のためにランティスが涙を飲んでほしい・・・」と交渉したものの、当然の帰結として決裂。やむなくジャンケンで決めることにした。その結果、肝心のコスモが負けてしまい、ABCとランティスが同乗できることになった。




 同乗走行の際、オンボードカメラになって撮影してもらったのが下の動画だ。