ぷうさんのAZ−1、その2

 突っ込まれたときは、下の写真の矢印の方向に大きく凹んだそうだ。気になる修理代は30万円。



 当然ドアも凹んだ。ドアは交換かと思いきや、板金だそうだ。本当に変形していたのかというくらい、きれいに直っている。



 汚れまで付いてるし。



 ここで車の保険に関する気になる情報を。もらい事故の場合、当然相手の保険で修理費用が出るのだが、AZ−1程度の年式になると10万円ほどしか出ないとのこと。希少性など保険会社にとっては関係ない。こんなんじゃあ、車の修理ができない。相手が自腹を切ってくれれば収まるが、そうもいかない。

 ではどうするか。ぷうさんから種々教えてもらったところ・・・

1.まず、ごねる。
2.ドアが上に上がるような車なんだから、普通の車と一緒にしてもらっては困る。
  フェラーリやランボルギーニと同じ感覚で直せと言う。
3.「新品にしろ」というのはダメ。部品が無かった場合、こちらの要求を
  満足させることはできないから対応できないという口実にされてしまうため。
4.相手に選択肢を与える。つまりこちらの要求は新品にしろということではなく
  手段を問わず、もとにもどすことを要求する。また選択肢を相手に与えることは
  こちらとしてできる最大限の譲歩となる。この譲歩を盾に、さらにごねる。
5.保険会社からすると、見積もりの出ないものに対応はできない。となると選択肢は2つで
  新品にするか、板金で修理するしかない。が、前述の通り新品にするという選択はできないので
  板金で修理させる。
6.板金の見積もりは、スーパーカーなどを直すようなところで取らせる。
7.ヤフオクなどで売っている部品を使って直すことは、見積もりを出すことができないので
  保険会社からすると対応できない。よってひたすら板金で直すしかない。

 というようなタフな交渉を乗り切って、2回修理された。

 これを聞いて不安になってしまったのが、自分が加害者の立場になったときだ。本当に保険会社は修理費用を出してくれるのだろうか。安い通販の保険だし、車両保険をかけようと聞いてみたら、10万円分しか出ないと言うし・・・
 とにかく皆さんも事故には気をつけよう。