会場で見つけたすごいもの、面白いもの

 これ、トヨタS800を電気自動車に改造した車。



 システムの概要。2本の矢印で示している部分にモーターがある。



 そのモーター単品。



 スペックをもう一度見てみると、「水平対向ツイン」と書いてある。確かに形状は水平対向なんだが、モーターで水平対向とネーミングするとはよく考えたものだ。



 モーターにラベルが貼ってあったので撮影した。以前紹介したデロリアンEVにも似たようなモーターが載っていた。聞いてみると、電動フォークリフト用のモーターなのだそうだ。




 最後に紹介するのは、「素晴らしきレストアワールド!復元は文化だ!」を具現化したような展示。ストラトスのドンガラが展示してあった。



 ストラトスって、こうなってるのか! 「ストラトスのドンガラを展示する」といったことが宣伝にあれば来場者はもうちょっと増えたかも。



 以上で東京ノスタルジックカーショー2010のレポートはおしまい。昔に比べて全体的に訴求点がはっきりしたのはよかったのだが、ここでしか見れない・ここでしか買えない的なものが地方のイベントと比較して少ない分、雑誌の広告に惑わされると期待はずれ感が大きいかもしれない(特に大枚はたいて遠方からやってきた場合)。
 「来てからのお楽しみ」という要素があってもいいにせよ、何が展示されるのか=自分にとって価値があるイベントなのかどうかという点が、広告なりHPなりに記載されればだいぶ改善されるのだが。この点は、多くの旧車イベントに共通するポイントだ。