三次元スキャナ

 カメラで撮影して三次元化データにする装置。



 このシリンダーブロックをスキャンすると・・・



 こうなる。



 プレスした鉄板もスキャンできるとのこと。






 これがあれば、AZ−1の部品が三次元データ化でき、将来複製がしやすくなる。原型は各種そろっているので、あとはスキャンのコストが下がるのを待つだけだ。ひょっとすると、古い車で三次元データを持っている、もっと正確に言うと各部品の三次元データを誰でも無料で見られるように整備された車として、AZ−1がまた初物になるかもしれない。


 2010年自動車技術会春季大会のレポートはこれでおしまい。また何かネタがあったら懲りずに学会発表して、学術的立場からも他の趣味の車の追随を許さない存在としてAZ−1が輝きたいものだ。