アメリカ仕様のRX-3

 この何ともいえないオレンジ色のRX-3・・・


正真正銘のアメリカ仕様車で、アメリカから持ってきたというのだ。



 当たり前だが左ハンドル。



 これまた当たり前だがマイル表示。



 仕様を紹介しているパネルがあった。エンジンは13Bだと書いてある。ということは、これもスワップしているのだ。



 エンジンルームを見せてもらった。先ほどのコスモスポーツよりさらに簡素である。



 着目してほしいのがローターハウジングに書かれているマツダのロゴ。旧ロゴである。13Bにエンジンスワップする場合、最も多く出回っているFCなどのエンジンを用いられる場合が多いため、前頁のコスモスポーツのように新ロゴになっている場合がほとんどなのだが、こいつは今となっては珍しい旧ロゴのハウジングを使っている。
 今日(更新日)たまたま教えてもらったのが、ローターハウジングにあるマツダのロゴが旧ロゴから新ロゴに変わったタイミング。最大のポイントは「熱交換機」なるものが付いてから新ロゴに変わったのだそうだ(REAPS-4E以降)。この熱交換機は排ガス対策、さらにはそれに伴う燃費改善に活躍する装置だそうだ。サーマルリアクタとテールパイプの間についている。で、ここからがさらに複雑になるのだが、アメリカ仕様の場合は熱交換機が付いていなかったとのことなので、同時期生産のエンジンであっても日本は新ロゴ、対米などは旧ロゴになっているのである。



 あとは日本国内仕様には見られないものが・・・それはCピラーにある矢印の部分。



 日本国内仕様では、車のグレードが書かれたプレート(例えばGSとか)が貼られているのだが、アメリカ仕様は無印なのだ。



 というわけで、初めて訪れたニューイヤーミーティングについて紹介した。私の守備範囲で判断する限りは、確かにショップやフリマの数・規模は大きいものの、東京以外のイベントにも出店しているところが多くあったので「ここでしか買えない」というものは少なかった。ヤフオクでも売っているものも多いし。車の数も多くないし、皆さん上品で変態度合いも高くないし。「新年御例会」目的、「一年の計は元旦にあり」といった思いで東京まで出て行くのならば価値はあると思うが、近くで大きなイベントが行われるような場所にお住まいなら、わざわざ見に行く価値があるかなあと感じた次第である。