Kei用K6AミッションとF6A用ミッションの概観比較、その1

 今回分解するK6AのKeiに積まれていたミッション。4WD用だ。




 矢印部分がリアのトランスファー。




 トランスファーはミッション本体のケースとネジ止めされている。F6Aの4WDミッションは本体のミッションケースと一体化されていた(ミッションケースが2WDと4WDで異なっていた)のだが、Kei用K6Aではミッションケース本体が2WDと4WDで共通化されている。よって4WD用のミッションを分解するが、トランスファーさえはずしてしまえば2WD用のミッションを分解しているのと同じになる。




 いよいよミッションの比較に入る。まずは概観。左の黒い方がF6A用(ただしワークス)のミッションだ。この角度からみるとよく似ている。




 しかし、ミッションケースとクラッチハウジングを接続しているボルトの位置(矢印部分)が全く異なることがわかる。