コジマKE007、その2

 コジマやマキ、そしてRX500をレストアされた方のトークショーがあった。加えて特別サービス、コジマのカウルをはずした。






 見にくいのだが、長いステーが延びているミラーが特徴的だ。




 非常にシンプルなコクピット。メーターパネルの裏もシンプル。これまた見にくいのだが、ミラーの付け根はネジ1本でとめてある。これで本番では耐えられたのだろうか。





 面白いのが矢印で示すシートベルトのステー。パイプフレームにステーが取り付けられ、そこにシートベルトの先端がついている。レストア前の当時物のからこんな状態だったそうだ。これでレギュレーションに通ってしまうのだからすごい。




 実はこのトークの内容を、交通科学館のブログに書き留めていたので、それをここにも書こうかなあと思っていたところ・・・交通科学館の企画展のブログがとりあえず一旦閉鎖(企画展終了のため)。で、書けなくなってしまった(爆死)。
 ただ、「こんな大変なレストアをせねばならないような状況を作り上げるコンストラクター(マシンを作る会社)に対して頭に来ませんか?」という質問をしたと思う。どういう意味かというと、「コンストラクターが自動車文化がどうのこうのと言っている割には、文化の礎となる車そのものがぞんざいに扱われて行方不明になった挙げ句、第三者が尻拭いするかのような大変なご苦労を重ねられてレストアするという事態について頭にこないか?」という意味である。
 答えはYES。車そのものを捨てるとは、自分たちのプライドを捨てるようなものともおっしゃられた。断固異議無し!! 勝つことを目的として作られた車であるが故に、用が無くなったら廃棄する(資産がどうのこうのという問題もあるが)というのでは余りにも悲しい。
 この続きは、次頁から紹介するマキF101にからめて述べよう。