フロントガラス本体
箱から取り出したフロントガラス。
マツダのロゴが印刷されたビニール袋に入っていた。石崎本店でくるまれたものと思われる。
部品番号のラベル。カモメマーク付きだ。謎めいているのは部品番号で「P100-63-900C-E」とある。「-E」の部分は通常の部品番号には存在しない。またロットナンバーは「9F09」とある。これは日本板硝子でのロット番号なのか、石崎本店がつけた番号なのかは断定できないのだが(恐らく後者)、この番号が今後どのように変化していくかも興味が持たれる。
げ〜、ビニール袋が破けていた。石崎本店内で引きずられたと考えられる。
ガラス周囲のセラミックだけでなく、ルームミラーの台座のセラミックもついている。
さて、再生産のガラスで一番変わった点がガラスの色。AZ−1標準はブルー系なのだが、再生産品はグリーン系。なぜ色が変わったかというと、マツダのガラスの色がグリーン系に統一されてしまったためだ。
ガラスの隅には、いろいろな記号が打ってある。一番下に「NSG M411」とあるが、NSGとは日本板硝子を示している。M411はガラスの色を表している。下の写真は再生産品の番号だ。気になるカモメマークは再生産品には入っていなかった。
これはAZ−1標準のガラス。ガラスの色の違いだが、上の再生産品の写真はビニールがかかったままなので、比較することはできない。仮にビニールを取ったとしても、光の反射の具合で見え方が変わってしまうので、比較することは難しい。
ガラスの色番号はM491で、再生産品とは異なることが確認できる。またJISマークも異なっている。いろいろ違う部分があるので、ついでにカモメマークも入れることは出来たのではないかと思われる。
また標準品と再生産品で、ガラス周囲の黒いセラミックのパターンは同じであることもわかる。
プレマシーのガラス。カモメマークは入っているが、JISマークはAZ−1と同じ旧タイプで、色もM411と再生産品と同じだ。
以上が貴重な再生産品本体の全てだ。