実車との比較

 例のごとく、アニメーションGIFで比較してみた。LeggeroはAZ−1、ビート、カプチーノ、コペンのボディーを全て同じシャシーにのせるため、実車と寸分違わぬ再現は困難で無理が出てくる部分もあると思われる。

 横から見たところ。フロント部分を合わせて比較すると、高さはほぼ合っているのだが、長さが寸詰まりになっていることがわかる。Aピラー位までは実車とほぼあっているのだが、Bピラーから怪しくなり、後は完全に短い。
 ウインカーとかエアインテークはステッカーになっているため、貼ってある場所は作業者の個人差が出てくるはずなので、実車と比較してもあまり意味はない。




 フロントからみたところ。実車がノーマルのため、あくまでも参考程度での比較でしかないが、ライトの位置、車幅はほぼ合っていることがわかる。1/43スケールのモデルはモデルの方が全て幅が狭くなっていた。Leggeroは実車とモデルの幅がほぼ同じになった史上初のモデルだと言える。




 リアは、ウイングが高いくらいで、ほぼ合っているのではないだろうか。




 以上、後端が寸詰まりになっているのが残念なのだが、仮に後端を伸ばすとリアのバンパーの位置を大きく超えてしまうので、他車と共通のシャシーを使う上ではこれが限界だったのかもしれない。ひょっとすると、フロント及びリアのオーバーハングが少ないカプチーノを基準としてシャシーを設計したのかもしれない。が、絵で見る限りはカプチーノはAZ−1以上に変なんだよなあ。
 しかし、モデルの車幅が実車をスケールダウンしたものとほぼ合ったこともあり、今までのモデルで見られた妙な細身感がなくなったのがありがたい。実売価格で2万円近くするものなので、遊び用・保存用と複数台購入するのは辛いのだが、ボディーとタイヤが別売りで設定されている。これだったら木の板をシャシーにして、タイヤとボディーを適当にひっつけて保存用モデルとして飾っておくことが可能だろう。