雑然とおかれた怪しい車

 前のページにあった写真に写っている車をざっと見ていこう。AZ−1のエンジンは、この場所の斜め前あたりで降ろした。
 まずはホンダのバモス。幌を被って倉庫状態になっている。当時ものの幌はもう少し緑が濃かったと思う。




 ヨタ8である。左の赤いのはミニ。




 ベレット。最近は旧車ミーティングでもすっかり見なくなった。90年代頃は町中でもそこそこ見たのだが。




 もういっちょヨタ8。かなりボロい。エンジンは載っているようなのだが・・・




 フェンダーはぼろぼろ、しかもドアとフェンダーの色が違う。




 ウエザーストリップ。こいつもぼろぼろだ。フロントガラスと屋根の間にガムテープが貼ってあるが、これは隙間を埋めるためのものだろう。ヨタ8は屋根がはずれるのだ。かっこいい。でも窓を開けっ放しだと意味がないような。




 ヨタ8はちゃんと動いている車がたくさんある一方、放置状態に近い車もたくさん見てきた。私が見てきた一番ひどい例は、これである。
 製造されてから既に40年近くの歳月が流れている。その間、不動車を解体してパーツが供給できるようなシステムをちゃんと作っておくといったことができなかったのだろうか。つくづく残念に思う。

 次頁では他の車を見てみよう。