73式小型トラック、その1

 自衛隊の車両も展示されていた。紹介するのは73式小型トラックだ。パジェロタイプという名称から、ベースがパジェロであることがわかる。それにしてもパワーがイマイチだし、トップスピードも速くない。能ある鷹は爪を隠すか?



 このトラック、2006年1月に製造されている。つまり製造されてから2年経過しているわけだが、それにしてもきれいすぎる。せっかく展示するのだからなるべくきれいな車を選んだのだと思うが、本当に仕事をしているのかと思ってしまう。汚い車を展示したら、もっときれいな車はないのかと怒られるし。みなさんも経験があると思うが、どっちを選択しても必ず文句を言われる状況だ。




 内装を見てみよう。一番目に付いたのがドア。ぺらぺらである。素人からみると、弾よけにもならない感じがする。そのくせしっかりとサイドインパクトバーはついてるし。有事の際は、隙間に土嚢でもいれるのだろうか?



 窓ガラスをみてみよう。どうみても防弾ガラスではない。これじゃあドアの間に土嚢を入れたとしても、弾よけとして機能しない。有事の際は、ガラスの上に装甲板でもつけるのかなあ? この車に乗るには、決死の覚悟が必要だ。




 ドアにある、唯一の娯楽装備である灰皿。