ルノー ルーテシアターボ、その2
リアのゲートをあけてもらった。通常ならリアシートとラゲッジスペースとなっている場所にエンジンが入っているのだ。スペアタイヤはなく、パンク救急キットがついている。
上の写真のプラスチックの蓋は遮音板。これをはずすとエンジンが見える。蓋などはドライバーなど使わなくてもとれる。ダズファスナーのようなものでとめられていた。
穴からのぞき込むと、ヘッドだけ見えた。
下の写真は、上側がフロント方向となる(この写真はリアから撮影している)。「RENAULT SPORT V6」と書いてあるラベルが見えるが、同じラベルが反対側にも貼ってあって、室内側からでも「RENAULT SPORT V6」と読めるようになっているのだ。矢印で示す黄色いものは、エンジンオイルの注油口。ちなみに車室内側・リアゲート側のどちらからオイルを入れるのか聞いてみたら、リアゲート側だった。
矢印で示す白いハーネスは、ハーネスに断熱材を巻き付けたものだのだ。これは標準状態でそうなっているのではなく、オーナーが納車前にディーラーで処置してもらった物とのこと。熱がこもってダメになるのが分かり切っているから、最初に断熱材をつけたのだそうだ。
今までみてきたリアのエンジンも興味深かったが、もっと気になるのはフロント。エンジンを取り去った後はどうなっているのだろうか。ボンネットを開けてもらった。すると・・・何もないですなあ(当たり前か)。
真上から撮影した。すると矢印で示すような、大きなクロスメンバーが入っていた。バッテリーも見えるが、重心をさげるため底に取り付けられている。
それにしても、もともとフロントにエンジンがあったものをリアにもってきたら、前後の重量バランスはどう変化するのだろう?