概要

 ここセントラルサーキットは兵庫県の山の中、多可郡にある。1周約2.8km、特徴は立体交差のあること。コースは比較的新しく96年9月にオープンした。歴史は浅いのだが、関西初のJAF公認サーキットとして、最近の関西地方における車関係のイベントがたくさん行われだしたところなのだ。今回のミーティングでも、15時くらいまでは「K-carスペシャルミーティング」のみが行われていたが、表彰式の始まってコース内に車がいなくなると、他の走行会が始まるといった具合である。かなりの過密スケジュールだ。大阪から1時間、中国自動車道の加西インターチェンジから車で20分という至便な環境にあることも、その要因だろう。強いて残念な点をあげるとすれば、駐車スペースが少ないということくらいか。



 で、そんなセントラルサーキットに軽自動車172台が集まって行われたのが、この「K-carスペシャルミーティング」である。走行会、スプリント、耐久、ドラッグレース、ドレコンが催され、それらに参加した車両はそれぞれ42台、28台、35台、24台、43台。
 会場の様子だが、左の写真に写っているメインスタンドを見ると、ギャラリーはちらほら。おまけにショップもちょっとしかなかった。しかし、右の写真をみると参加車両でいっぱいである。このイベントは見るイベントでなく参加するイベントなのだ。というわけで、次回の秋のミーティングを見物しようと思っている人、見物だけでは面白くないイベントなので何らかの出し物に参加しよう。


 このミーティング自体は朝の7時から始まって16時に終了した。ブリーフィングはあるし過密スケジュールというのもわかるのだが、この開始時間はなんとかならないものだろうか。これでは大阪近辺以外の人にとっては非常につらい。広島からは朝の3時起床、それよりさらに遠くの人に至っては泊まり掛けである。ちなみに、スプリントには決勝と予選があったのだが、予選に全員通ってしまうようなレベルなので、予選を省略してその分開始時間を遅らせてもいいのではないかとも思う(ちょっと無茶?)。
 では次より、走行会、ドレコン、ショップ、フィナーレの様子を紹介していく。ドラッグレースとスプリントと耐久の様子はどうしたかって? 時間がなくてレポートできなかったのだ。