ルーチェロータリー、その1

 今年のパレードはロータリー40周年ということもあって、ロータリーを中心としたパレードとなった。新型車であるCX-7も走ったけど。




 車にはいつもの通り「車名」「花の飾り」に加えてロータリー40周年のステッカーも貼られた。




 では今回パレードした珍しい車を紹介していこう。まずはルーチェロータリー。しかもワゴンである。今でこそ5ドアは普通の車だが、当時は商用車のイメージが強くあまり売れなかった。前モデルと同様丸目2灯だが、より迫力あるデザインとなった。その原因の1つがバンパー。ダルマのヒゲのようにみえることからダルマルーチェとも呼ばれる。ダルマセリカと同じだ。ちなみに東京から家族を連れて自走しての参加である。



 現在の車には見られない彫りの深い顔立ち。カッコイイにもかかわらず、なぜ今見られなくなったかというと、こんな形をしていたら歩行者保護性能が低下するため。万一事故が起こったとき、歩行者を突き刺してしまう。またクラッシャブルゾーンや室内長が稼げなくなることもある。




 さらにさらに、今の車では絶対にやらないようなことも取り入れられている。下の写真はラジエターグリル中央にあるエンブレム。銀のメッキはともかく、中央に非常に小さな丸mマークがある。1mも離れると見えなくなる大きさだ。今の車はこんなことにカネをかけない。