2000GTのコレクション、その2

 こちらは、マニュアルやカタログの類が展示されていた。




 かなり使い込まれた整備書類。展示されているのは「見る用」のものだろう。通常は「見る用」、「保存用」、「念には念を入れての保存用」の3セットの保有が原則だ。2000GTのオーナーともなると、「念には念を入れて、さらにだめ押しの、それでも石橋を叩いて渡るの保存用」みたいに何十冊ももってたりして。



 左がパーツカタログ、右が整備書。厚みはAZ−1と同じくらいだ。となると全体の部品数はAZ−1とあまり変わらないのだろうか。もっとも当時の他の車とは比較にならないほどたくさんの部品のつけられた車だったことは間違いない。




 2000GTの修理書まである。コレクションとして持ってはいても、絶対に関わりたくない一冊である。私の場合はニコイチで役に立ってしまったんだけど・・・




 カタログのような取説で、さすが高級車。厚さはAZ−1の取説と同じくらいである。ちなみに現行モデルのクラウンの取説をみたことがあるが、2000GTに比べると風格がないし厚い。ナビ等電装品の説明が多いためだ。




 当時物のパーツがあった。2色(白を含めると3色)の箱に入っている。話はちょっと変わるが、当時まだ主流だった真空管が入れられている箱もよく似たデザインの物が多かった。高級だから箱が立派だったというわけではなく、当時はすべてそうだったのだろう。
 ちなみに・・・2000GTのエンジンはヤマハが作っていたため、AZ−1と同じような感じで、エンジンパーツに関してはヤマハの部品番号の上にトヨタの部品番号が書いてあるシールが貼ってあるだけだったりして。




 2000GTに限ったことではないが、些細なことまで言及しまとめられ一般の人が見られる、調べられるようになってないため、「何々だったりして」みたいな表現ばかりですみません。