2000GTのオープンカー

 さっそく会場に入ってみたところ、4台の2000GTが鎮座ましましていた。う〜ん、圧巻・壮観・かっこいい。




 こちらは2000GTのスピードトライアル仕様。以前詳細を紹介したことがあるので今回は割愛。




 そして今回のお目当て、2000GTのオープンカーだ。ほぼ正面から見ると屋根のついている普通の2000GTとの違いがわかりにくいが、横から見ると違いは一目瞭然。
 あと決定的に違う部分がある。この車にはサイドミラー(フェンダーミラーもしくはドアミラー)がないのだ。ミラーのない方が、スタイリング的に撮影には好都合だったためだろう。



 リアビュー。当然最も違う部分だ。屋根がなくなったため、当然リアゲートがなくなる。するとトランクがついてしまい、リアの形状が大きく変わってしまった。
 トノカバーが見えるが、これは飾りとのこと。つまりトノカバーの下に幌は入っていないのだ。



 どのくらい違うかを比較してみる。後が屋根のある2000GT。写真が暗くて分かりづらいが、リアゲートをばっさり切り落としたものの、テールにかけてのラインは屋根のある2000GTとほぼ同じになっているようだ。




 横から見たところ。本当は真横からとかいろいろ見てみたいのだが、立入禁止&隣の車が邪魔でうまく撮影できなかった。試作車をベースにオープンに改造したとのことだから、Aピラーやドアラインは屋根つきと変わらないと思う。




 渋いインパネ。ウッドのパネルにメーターがずら〜っと並んでいるのがカッコイイ。一部写っているシートに目をやると、ヘッドレストがないことがわかる。現在の車にはヘッドレストが必須となっているため、オープンにしたとき座席が出っ張ってみえて格好悪い。ロードスターなどと比較してもらえばよく分かるのだが、2000GTのオープンカーがすっきりして見えるのは、フェンダーミラーとヘッドレストが無い点が大きいのだと思う。