ワークスとAZ−1のハブの違い、その2

 これに一体どんな違いが出るのかというと・・・結論から言って違いは出ない。ただ、気持ち悪いだけである。

 リングの有無でどんな違いが出るかみてみよう。棒を当て、比較してみる。矢印の部分の高さに注目して欲しい。同じである。

ワークス AZ−1


 実際にハブの軸の長さを測定したところ、リングが付いた状態のAZ−1のハブ軸の長さはワークスとものと同じであった。

 ドライブシャフトが同じように付くかどうか試してみた。下の写真はハブにドライブシャフトを押し込んだ時のものである。





 ハブの軸長が異なれば、ドライブシャフト先端部の出方が異なるはずなのだが、同じである。



 前述したとおり、ワークスのパーツカタログをみると、AZ−1と同じリングが入っているのだが、なぜこんな事になったのだろう。今回紹介したワークスのハブに、件のリングを入れるととんでもないことになるので、流用するときは注意しよう。
 逆に、AZ−1のハブからリングをはずして組んでしまうとこれまたとんでもないことになる。