ヤンマーロータリーのコマーシャル
コマーシャルと題しながらいきなり違うことを書いてしまうのだが、ヤンマーのロータリーエンジンに関する説明書きがあった。インクジェットプリンタで打ち出されたものだと思われること、やんぼー・まーぼーが今の顔をしていることから、昔の説明書きの復刻版ではない。ヤンマーの博物館(そんなものあるのか)に行ったら、同様の説明書きがあるのかもしれない。

どんなものにロータリーが使われたかを説明した物。チェンソーなどにも使われたのには驚かされる。排気量がいったいいくらだったか知りたいが、ひょっとすると市販されたロータリーエンジンの中で、模型用のものを除くと一番排気量が小さいかもしれない。


ヤンマーロータリーの当時のコマーシャルが流れていた。場所が暗かったためシャッタースピードを落とさざるを得なかったので、画面が流れている。

ローターがゆっくり回っているの写真。マツダのロータリーと比較すると、ローターハウジングに空けられたクーラントの流れる部分の形状が異なることが分かる。

完全に画面が流れていてわかりにくいが、砂漠の中をロータリー船外機をもって歩いているシーン。小型軽量ということをアピールしたかったのかもしれない。

テーマソングのタイトルは「恋人は君ひとり」。歌っているのは山岡英二という人だ。
♪ 燃える男のぉ〜、赤い船外機ぃ〜
てな歌詞ではないが、ダサイ歌だった。芸名もパッとしない。「こりゃ完全にぽしゃってるな。ま、一応山岡英二という人物を調べてみるか・・・」とネットを検索したところ、とんでもない事実が明らかとなった。驚きたい人はここをクリック。
変わり種のロータリーエンジンとして、先ほど紹介した模型用のものに加え、マツダが開発したコージェネ用のロータリーエンジンもあった。確か都市ガスかプロパンガスでエンジンを回して発電し、冷却水をお湯として使用していたはずだ。マクドナルドの店舗に設置されていたと聞くが、その後どうなったのだろう。この2つがあれば、完璧ともいえるラインナップだったのが残念だ。