今回の出し物
このオイルフィルター、ただ者ではない。初期のロータリーエンジンが作られたときの純正オイルフィルター(工場出荷時のオイルフィルター)なのだそうだ。
現在のフィルターと当時のフィルターで最も違う点は、フィルターの全長と色。当時物は銀色で長い。現在の物は黒で短い。当然ながらフィルター取り付け口の径とピッチはあっている。ちなみにフィルターメーカーは東京濾器なので、メーカーは今も昔も変わらない。
なにやら得体のしれないフィルター素材を使っているらしい。
こんな古いフィルターが本当に使えるのか。実のところは使えない。が、フィルターの中身を取り出して、外筒を現在のフィルターにかぶせることで、当時物のフィルターのように見せるのだ!。これが今回のネタである。なお数に限りがあるため、もう存在しない。
長かった旧車ピクニックのレポートは、これでおしまい。また来年の春にお会いしましょう。