RX-1オープンカー、概観
水素REの他に、会場には世にも珍しい車がいた。RX-8のオープンカーである。下の写真では変な形をしたものが車に載っているが、これがパレードの時に使用するスピーカーであり、本来は載っていないものだ。
そもそもロードスターというオープンカーを既に持ちながら、なぜRX-8をオープンカーにしなければならなかったのか。それは、4人載せたいがためである。
後席を見たところ。ロールバーらしきものがある。剛性を上げる他、後席に乗った人が立ち上がって手を振るとき、もう一方の手でロールバーをつかんで体を支えるために使用される。
リアビュー。後席のヘッドレスト部分がもり上がっている。
細かい部分を見てみよう。屋根がぶったぎられている部分。
切り口にはカバーがしてあった。また本来ならルーフになっている部分には、ウエザーストリップのようなゴムがついている。雨が降り出したときにルーフがつけられるようになっているのだろうか。
フロントのドアは量産車と同じと思いきや、通常の車でいうBピラーと重なる部分がない(矢印部分)。
リアのドア。ロールバーの上部分に切れ目が見えることから、一応開くようになっているものと考えられる。また、ロールバーのパネルとフロントドアのガラスが重なりあう部分にウエザーストリップが付いていない(矢印部分)。
トランクルーム。雨が降ったとき用の屋根でも入っているかと思ったら(毎年フラワーフェスティバルでは雨が降るのだ)、そんなものは入っていなかった。
次頁では、どこをどうぶったぎってオープンカーにしたのか、みてみる。