ガルウイング改造キット、その2
ガルウイングを後から見たところ。フロントのドアはほぼ垂直に立っているのだが、リアは斜めで足下部分が車室内側に入り込んでいる。リアは乗りにくそうだ。

正面から見るとこうなっていた。車自体に触れることができなかったため、剛性がどれだけあるかは不明。後付けのガルウイングの場合、「こんなんで大丈夫か??」とおもえるほどドアがガタつくものがあるので要注意だ。

ガルウイングのダンパー部分を見てみよう。フロント側。ダンパーの太さはAZ−1のものとあまり変わらないようだった。

リアも似たようなものだった。フロントもそうだが、AZ−1と決定的に違うのは黒い鞘の部分が下側についていること。この取り付け方だとダンパーの摺動部にゴミが付きやすくなり、最悪の場合ゴミがダンパーのシール部分に傷をつけることが考えられる。なぜAZ−1と同じような方向にしなかったかは不明。

ガルウイングキット本体。フロント用なのかリア用なのかは不明。

取り付けステーがメッキになっているものもあった。ダンパーの先端は両側ともボールジョイント。ドアを上に上げながら横方向に開くようにする蝶番がつけられている。ストッパーを微調整するネジもついていることがわかる。

もう1つ展示されていたキット本体。フロント用なのかリア用なのか、はたまた他の車用なのかは不明。

いろいろなところからガルウイングキットが出てきているが、最も洗練された機械的構造をもつキットだと見た。