どのくらいもちあげればいいの?

 抜いたときは、このくらい持ち上がっていた。矢印が2つあるが、ここにフロアジャッキがあるのだ。




 サイドシル後端の高さ、外板のツラで計測して41cm。




 リアバンパーの高さ、一番端で計測して63cm。クリアランスをもっと稼ぐには、バンパーをはずすのも手だ。




 ここまで高さを稼ぐには、大きめのフロアジャッキじゃないとだめと思った人、実は違う。ここで使ったものはホームセンターで売っている安物。カタログスペックで390mmまでしか上がらない。





 エンジンを載せるときは逆の順序で行えばよい。が、やはりクレーンで吊して作業するより微調整するのが難しかった。しかし、今までは大人数でAZ−1を持ち上げるとか、クレーンで持ち上げるとかいろいろ設備面等で大変だったが、今回はフロアジャッキとパンタジャッキだけでエンジンをおろせたのである。この進歩と手軽さは大きい。なんといっても8万円近くが浮いてしまうのだ。趣味の車に乗っている以上、自分でエンジンくらいおろせるようになっておこう。