現場の状況、その2
スリップ跡がないか、道を調べてみた。すると田圃の横に1カ所あるだけだった。あとでわかったのだが、フロントタイヤに直径5cmくらいの金属のリングが突き刺さっていた。田圃にこんなものが落ちているとは思えないし、落ちていたとしてもタイヤにめり込むのではなく、土にめり込むと思われる。そうすると道路上にあったものを踏んでしまったのではないか。
つまり、かなり後になってお釣りをもらったと書いたがこれはお釣りではなく、立て直している途中で金属のリングを踏んだためトラクションがかからなくなりスリップしたのではないかと思われる。スピードを出しすぎていたわけでもない、この時間にこの道を通った以上、不運にも起こるべくして起こってしまった事故なのである。そういうことにしておこう。今となっては、そう納得するしかない。

電柱。上の赤色は右のフロントフェンダーがあたったもの、下の黒いのはフロントもしくはリアのバンパーがあったものと思われる。電柱に刺さっていたら、間違いなく廃車決定になるところだった。

電柱の支線も切ってしまった。フロントガラスは割れていなかったが、支線の跡がついていた。これは傷ではなく、単に軽い汚れがついた程度のもので、コンパウンドで磨いたら落ちた。

電柱の根本。隙間ができている。電柱自体はかなり揺れたらしい。
