F90ターボキットの中身、その1

 これがF90ターボキットである。N2コンピューターに、大容量のインジェクター、それからタービンが入っている。価格は1セット16万円。タービンだけ(これだけ交換してもまともに動かない)の価格が12.5万円だから、かなりお買い得といえる。
 なお、タービンのガスケットは同封されているが、要交換パーツであるヘッドガスケットやインマニのガスケットとかは入っていない。取り付けの前に、どんなガスケットが入っているかよく確認してから作業を開始しよう。そうしないと、組立途中で「あ、買いにいかないと無い」ということになってしまい、それだけで作業が1週間程度ストップすることになる。




 ピンぼけだが、タービンから紹介しよう。なぜかキャラの設定がない・・・




 タービンはRHB31。型番的にはノーマルのものと一緒だ。この箱を見て初めて知ったのだが、タービンの型番は「RHB31」ではなく、「RH B31」なんだ。それにしても段ボール箱に印刷されているフォントが古めかしい。




 ちなみにタービンの入っていた箱がこれ。「石川島播磨重工業株式会社」とでかでかとかいてある。スズキの文字はシールで貼ってあるだけ。自動車会社のネームより、サプライヤ(部品供給会社)のネームの方がデカイとは、全くもって分をわきまえない行為である。通常なら死に値する(スズキは仏様じゃのう)。それとも「ワシかて東証一部上場企業、自動車会社のサプライヤじゃない」というIHIの意地なのか。