サイドシルインナー

 まずは、AZ−1のフレームがおかれている現状をよく表しているものから紹介しよう。これはサイドシルのインナーパネルである。ラベルがぼろぼろ。ひどい保管状態である。



 サイドシルインナーパネルは、スピーカーが取り付けられる車室内側のパネルである。



 ところがこいつが擦り傷だらけ。おいおい、どういう保管&運搬状況なんじゃい。




 しかも輪ゴムの腐ったのがついてるし。



 裏面をみると、埃&雨水のついた跡が・・・勘弁してくれ。



 この一品がAZ−1のフレームの保管状況を物語っているといっても過言ではない。とんでもない扱いを受けているのだ。

 この部品は単純な構造なので、簡単に板金出来るのではないだろうか。

 あと一番最初の写真は部品番号のラベルなのだが、以降紹介していくフレームのラベルにも注目しておいて欲しい。このインナーパネルのラベルは最も古いもので、長期間在庫状態にあった(だれも使わなかった)ものと思われる。ラベルの違いで部品の新規作成状況がある程度推定できる。