開会式、その1
開会式&記念撮影のため、タワーがバックとなるピットロードへの進入口付近へ移動した。時間は朝の7:30。ようやく明るくなり始めた頃だ。1月だが赤道に近いことを考えると夏のようなものだ。日本の夏の朝と比較すると、気温自体はそんなに変わらないと思うのだが蒸し暑くない。朝靄のためか、日差しも強いとは思えなかった。
記念撮影を行うために移動するエントラント。後に見えるのはコントロールタワーで、2階部分がVIPルーム、その下にピットがある。
メインストレートを撮影したところ。webでセパンサーキットについて検索してみればわかるが、ほとんどがワークスチームの公式HPだったり、モータースポーツ記事を扱う会社のHPでのみ書かれている。サーキット内のこんなところから撮影して個人webに掲載する例は、後にも先にもあまり例がないことだろう。
またスタンドには屋根があるものの、観戦を妨げるような支柱が1本もないことがおわかりだろうか。ものすごい作りである。
これがセパンサーキットの構造上、最も特徴的なものの1つ、タワーになっている観覧席である。ここに登るとサーキット全体の80%が見渡せるのだそうだ。
セパンサーキットの概要だが、1周5542m、幅16m、最も長い直線が927mとなっている。現在までの最速ラップはF1が出した1分38秒049。ちなみに燃料制限のあるTWR参加のGP-2クラスでは、3分30秒を目標として(これより早くても遅くてもいけない)走る作戦だ。
サーキットのエスケープゾーン。手前と奥で砂利の色が違っていることがおわかりだろうか。いったいどうなっているんだろう。
というわけで地面を撮影してみた。するとカラフルな石が敷き詰められているではないか。さすが南国、熱帯魚もカラフルだがそれに負けじと砂利もカラフルなんだ。
と思っていたらウソ。白い砂利に色が塗ってあるだけだった。