効果的なボディーカバーの使い方
私がオートバックスのボディーカバーにこだわる理由は、起毛処理のないカバーを選ぶことが出来るためだ。起毛処理とはカバーの裏に不織布をつけカバーの裏面をソフトにすることで、ボディーへ傷を付けにくくするというものである。
一見ナイスなアイディアなのだが問題もある。もし不織布に砂が付いてしまったらそれがとれずに、逆に傷を付ける原因となってしまうのだ。洗えば落ちるかもしれないが、AZ−1用とはいえカバーはかなり大きい。しかももともと水を通さないようになっているので十分に洗浄することが出来ないし、乾かそうにもなかなか乾かない。おまけに不織布を貼りつける分だけコストが上がってしまう。カバーの価格が高くなるだけであまりメリットのないものなのだ。
不織布の無いカバー
しかし不織布が付いていないとボディーを痛めてしまうのもまた事実。そこで私はボディーに毛布を掛け、その上から不織布のついていないボディーカバーを掛けるようにしている。こうすることで、ボディーに傷が付けずに安いボディーカバーで対応できる。毛布は小さいため洗うことができ、もし砂が付いても除去可能となる。
この毛布は吸盤で付けられているのだ。取り外しも簡単。しかし、吸盤に埃が付くと撮れやすくなる欠点もある。
というわけで、オートバックスのAZ−1専用ボディーカバーがめでたく復活した。「やっぱり10年以上経過した車のカバーを作るのはや〜めた」と、仲林工業の気がかわらないうちに、みんなも作っておこう。