見た目使えそうなもの、その真相

 部品番号は異なるがパーツカタログの絵を見る限りではAZ−1のものとよく似ているものがある。果たしてこれらは使えるのか? 使えるかどうか分からない部品を解体屋で買うわけにもいかない。せっかくタダでもらったキャロルターボなので、検証してみた。

 フロントのスタビ。AZ−1とキャロルターボのパーツカタログを見てみるとよく似ている。似ている似ている、これは使えるかもしれない。

AZ−1 キャロルターボ


 が、結果はだめ。全然形が違っていた。重ねてみたのが下の写真である。






 気を取り直して、次はワイパーのモーター。AZ−1とキャロルターボのパーツカタログを見てみるとよく似ている。似ている似ている、これは使えるかもしれない。

AZ−1 キャロルターボ


 が、結果はダメ。しかも驚くべきことに、AZ−1とキャロルのワイパーのモーターは180度対象だった!。







 よくもまあ、ここまで対象なものを作ったものである。あまりの無駄にあきれてしまう。

 というわけで、パーツカタログでは一見似ているものが使えるのではないかという希望的観測は、やはり希望的観測でしかなかったのであった。ちゃんちゃん。


 2回にわたりキャロルターボ(=シングルカムのアルトワークス)の互換部品について検討してきた。みんなも機会があれば分解してパーツをストックしておこう。