番外編、Ford GT 40

 車体のメーカーはFordでロータスとは異なる。が、Ford製エンジンもしくはそのエンジンブロックを元にして作ったエンジンをロータスは昔よく使っていたので、そういう意味ではつながりのある車である。




 特徴的なのはドア。低い車体に乗り降りしやすくするため、矢印の天井の部分まで開いてしまうのだ。




 実際の乗降時にはこんな感じになる。確かに天井の部分から頭が飛び出ていて、乗り降りしやすそうだ。




 が、よく考えてみると、天井には確かにスペースができたが、ドア部分は逆にスペースが無くなってしまって、かえって乗り降りしにくくなったんでないの?? また天井部分の面積が小さくなったため、通常のモノコックボディーでは車体剛性にも悪影響を与えそうだ。ドア自体も重くなり、ドアの付け根の強度をあげなければならない=重量増加にもつながる。そのためかこの手の機構をもったドアは、あまり見られない。


 リアビュー。コンビランプはストラトスのものと同じ??




 大迫力のエンジンルーム。このエキマニを見よ。かっこえ〜。エキマニフェチの私としては、たまらない形状だ。この車のように焼けがないのもよし、バーナーであぶって色を付けたのもよし。しかし、AZ−1は鋳物でしかも全く見えないのでいかんですな。



 このエキマニ、見た目アルミに見えるのだが・・・ほんとかな。エンジンはV8でこのエキマニ。しかし、音は案外静かだった。コルベットと比べても静か静か。