クラッチをつける、その1


 クラッチをつけるには、まずはオーバーホールしたエンジンをおろさねばならない。今回はエンジンを運んだ軽トラがパワーアップ。ミニクレーンがついたのだ。これでエンジン降ろしや積み上げも楽々。
 このミニクレーン、ヤフオクで運良く見つけることが出来て落札した。通常は10万くらい、新品で20万くらいするのだが、落札価格は6万ちょっと。つり下げ荷重は最大300kgだが、ウインチで持ち上がるのはそれよりはるかに小さいような気がする。




 エンジンをオーバーホールするということは、ミッションが切り離されていると言うこと。従って、エンジンとミッションを再びつけなければならない。しかしそこには1つの難関が。クラッチディスクのセンター出しを行わないといけないのだ。
 クラッチの構造は、クラッチディスクをクラッチカバーとフライホイールで挟み込んである。その際、クラッチディスクのセンターが出ていないとミッションに付いているインプットシャフトがうまく入らず取り付けできない。

 そこで登場するSSTがクラッチのセンター出しツールである。通常は金属製だが、これはプラスチック製で700円程度で売られている。




 構造はこんなん。単純である。




 使い方はこんなん。英語で書いてあるのだが・・・とにかくつければ勝手にセンターがでるらしい。