Team 28を取り付けた場合

 はやる気持ちをおさえて、Team 28を取り付けた。メーターの見え方だが、オフセットしてあるため、マツダスピードのものとほぼ同じだった。それどころか、径が小さいのでステアリングの上からメーターをのぞき込むことさえできた。



 足の当たりだが、完全にあたっていない。さすがは小径ステアリングだ。



 取り付け後の内装概観である。ステアリングが黒一色のため、他のMOMOのステアリングと比較すると派手さはない。もうちょっとなんとかならんかな。




 では取り付けた感想を・・・足が当たらないことが分かった後最も気になることはステアリングフィールではなかろうか。小径ステアリングをつけると、意味もなくクイックなAZ−1のステアリングがさらにクイックになることが予測される。しかし、実際のってみるとあまり変化はないように感じた。これは人間の感覚が基本的に対数特性であるためだ。つまり数字上10倍変化して、人間はやっと半分変化した感じるのである。従って360mmが280mmになったところで大差はない。しかし、これはAZ−1に乗っている人の感覚であり、普通の車に乗っている人がいきなり280mmのAZ−1に乗ったらとんでもなくクイックになったと感じるだろう。

 次に懸念されるのが、ステアリングの重さである。径が小さくなるということは、そのぶん余計に力をいれないと曲げられないのだ。が、これも普通のステアリングと比べて大差なかった。ただし路面が荒れていると、より軽い力でステアリングを握ることができなくなった分、ハンドルが取られやすくなるようにも感じた。



 以上簡単なインプレではあったが、やはり足がステアリングに当たらないメリットは大きい。あとメリットがあるとすれば、「脇が締まる」ぐらいだろうか。このモデルは国内未発表の限定品のため、在庫がなくなったらアウトである。気になる値段は定価\34000とのことだが、オークションでは\20400で手に入れた。発売もとは(有)アシロム(愛知県)http://www.acilom.co.jp、オークションの出品者もこの店である。「MOMO 小径」で検索すると出てくる。なおオークションで買う方がやすい。