R360クーペ

 これは、おき(兄)さんのクーペ。ただし、このミーティングに参加したのは弟さんの方だ。




 で、おきさんが発行されている「クーペマガジン」を頂いた。もちろんHPも開設されているのだが、紙媒体にこだわる理由は、すべてのクーペ乗りがインターネットにつながっている状態ではないためだそうだ。




 このクーペマガジンにおもしろいページがあったので紹介したい(転載許可済み)。AZ−1オーナーは心して読むべし。ここにかかれているように、旧車はいかんともしがたい状況へと陥っている。AZ−1は旧車の犯した過ちを繰り返してはならない。





 参考までに、旧車の現状に対するここのHPの対応状況を比較・紹介しておきたい。

1.劣悪な部品供給状況
 現状では部品はほぼ供給されている。また常日頃より、欠品対策を各人に啓蒙し解体も奨励しているため、準備できている人はちゃんと準備できていると思われる。


2.失われる整備技術
 種々の整備技術・保守の勘所をHPにて随時紹介している。しかも一時的な紹介でなく恒久的に保存されるため、失われることはない。ただし、頭で理解することと実際に出来ることとは違うので、各人が常に技術レベルを向上するよう努める必要はある。


3.クラブ組織による排他や派閥争い
 これは人間関係のトラブルがクラブ組織による排他や派閥争いを生み出す土壌となる。人間関係のトラブルが生じる原因は、車趣味の活動が車中心ではなく人間中心であることに起因すると考える(その他の原因として、些細なことですぐにバカにされたとか言い出す卑屈な人間の存在もある。問題にもならないことを問題だと言い出して、勝手にトラブルを作るやつ)。具体的に言うと、車とは本質的に関係ないバーベキューやお茶会、チャットばかりやっているため仲良しグループができて好き嫌いが生じ、最終的には排他や派閥争いが発生するのだ。これについては昔このHPでも生じた(現在は、とある人の大英断により解決している)。
 しかし、活動が車中心であれば人間関係は二の次となり、問題は生じにくい方向に行く。こうするためには、バーベキューや茶をしばいたり、うだうだミーティングを頻繁に行わないことが最も簡単な対策だ。私自身も意味のないオフ会は極力やらないようにしている。


4.悪徳レストア業者・悪徳部品ブローカー
 AZ−1でもこの手の業者は必ず出現すると思われる。悪徳業者への対応は現在のところ進んでいない。ただ中古選びのポイントなどをHPに掲載したり、オークションなどで相場がわかるため、引っかかりにくい状況にはあると思われる。なにはともあれ、常に自己研鑽し自分なりの確かな目を持つことが最大の自衛策である。これは旧車・稀少車・趣味の車のオーナーならば当然のことだ。


5.悪徳奥さん
 これは車趣味に対して無関心な人を嫁さんにするか、嫁さんにした後に調教するしかない。私の場合は無関心な人のため特に問題はないが、だれかいい調教方法があったら事例を紹介していただきたい。


 以上見てきたようにまだ不十分な点もあるが、このHPでは現状可能な限りの旧車の犯した過ちを回避する活動を行っており、それなりの効果は上がっていると考える。