冊子の概要


Honda Sports in Tokusima  2号

 これは私が昭和60年ころ、スクラン(スクランブルカーマガジン:現在のCar Magazine)巻末の売買欄に出ていて購入したもので、表題のように徳島県のさる愛好家が作った本です。記憶が定かではないのですが、確か自費出版本とあって、1000円ほどしたと思います。そのあまりの粗末な装丁ゆえ「騙された!」と一瞬思いましたが、目を通すとこれがなかなか内容の濃い本でした。当時エスの本というと企画室ネコ(現ネコ・パブリッシング)のHonda Sportsという大変高価なグラビア本しか存在せず(OT誌やノスヒロ創刊以前の話)、内容では完全に「徳島本の勝ち」でした。




表紙。まぁ中学校の演劇部の台本、、、という感じ。


 全部で60ページほどで、ワープロというより和文タイプのような文字と手書きです。著者の基本的なスタンスは、「きちんと整備されていればノーマルが一番良い。純正部品供給も今後期待できないので、なくならないうちにパーツを買い揃えておこう。」という感じです。今の(あるいは数年後の)AZ−1の状況に似ているとは思いませんか?