怪しい解体屋

 書いてもらった地図に従い、解体屋に到着した。なるほど、この解体屋は見つけにくい。下に図を示すが、解体車がおいてある場所は民家の奥で人目につきにくい。解体屋自体が中古屋もやっているので、電話帳の登録は自動車解体業ではなく中古販売になっていたためノーチェックだったのだ。やはり解体屋探しは自分の足でかせぐしかないことを改めて痛感。

 解体屋はAZ−1の互換パーツの宝庫である。それゆえ希少絶版車乗りたるもの、常日頃から解体車のチェックによる互換パーツの収集と、未知なる解体屋の探索を怠ってはならぬ。が、解体屋を探し出すのはタウンページを見れば簡単、と思っていたら間違い。掲載されている住所へ行ってみるとそこは事務所で実際に車がおいてある場所は見当もつかない山奥だったり、営業内容は鉄くずの回収だが、実際やっているのは車のワイヤーハーネスのみの回収だったりする。またこの事例のように、自動車解体業で登録されていない店もある。解体屋探しは一筋縄ではいかないのだ。

 解体屋に入ってみると、取り外されたエンジンなどがたくさんおいてあった。では解体車置き場にいって珍しい車をみてみよう。