月光その1
これが、チケウイの最終兵器「月光」で、オーバーヒートミーティングの日、ついに一般公開となった。この車はもともと部品取り車として売られたものなのだが、チケウイ有志の努力によって走るまでに復活した。ただし車検が間に合わず、ナンバーは仮のままでの参加となった。
ステアリングはノーマルのままだが、カーペット等は取り外されている。シートはG-FIXで、これもチケウイ有志より提供されたものだ。

外装をはぐらなくても確認できる修正個所はヘッドライト下とリアのストラットタワー。ここだけ新しいのがお分かりだろうか。ちなみに完全に修正されたはずだったのだが、ボンネットをあけてステーで固定しようとすると、ステーがボンネットの穴にうまく入らなかった。本当に修正されているのだろうか。ちょっと不安。
月光にとってオーバーヒートミーティングはシェイクダウンの場であった。そこで問題点を洗い出し対策を打とうかと思っていたのだが、前回のレポートでも報告したとおりわずか2〜3周でオーバーヒートしてリタイヤ。問題点の洗い出しが十分にできないままに終わってしまった。
この月光、本当はシェイクダウンの後K4-GPで走る予定だったのだが、オーバーヒートミーティングからの帰宅途中、高速道路上でまたしてもオーバーヒートしてエンジンが完全におしゃかとなり、K4-GPで走れなくなってしまった。さらに不運は続く。SAに仮置きしていた月光を回収すべくポルコさんらが積車で向かったところ、目的地直前で運転席側(つまり高速道路側)のタイヤがパンク、このままでは危なくてタイヤ交換ができないため、高速道路上で警察が交通整理をしながらの交換作業をするはめとなったのだ。ポルコさん、お疲れさまでした。
月光はエンジンを載せ換えられて、秋以降に復活となる見込み。