電気自動車パネオ

 これは広島にある自動車部品試作メーカーのミクロが作った一人乗りの電気自動車。長さ2.1m、幅1.05m、高さ1.38mで、道路運送車両法では原付扱いとなる。ただし、運転には普通車免許が必要。最高時速は41km/hで、8時間の充電で40〜50km走れるという。小売価格は112万円。ボディーはFRPで、フロントのデザインはMSVのようにも見える。


 で、これが内装。クラッチはなく、オートマのように前進・ニュートラル・後進があるだけだ。面白いのは灰皿がついている点。しかしこの灰皿の形だったら、風が窓から入ってきたときタバコごと吹っ飛んでいきそうだ。



 ナンバーを見ると「世羅町 7」となっていた。こんな田舎に7台も電気自動車が走っているのかと驚いたが、その内4台は開発元の会社の社用車だそうだ。またリアのコンビランプには見慣れたものが・・・


 これは見るからにポーターのコンビランプではないか。が、レンズに書いてある品番を見ると、ポーターのものとは異なっていた。