メルズ・ドライブイン

 先ほど紹介したフロー・ショーの行われた横にある建物で、1950年〜60年代のドライブインを再現したものになっている。昼間は地味にみえるが、夜はネオンサインが輝いて非常にきれい。ユニバーサルスタジオでも夜景のきれいなところNO.1ではなかろうか。


 で、このドライブイン、雰囲気を出すためやはり1950年〜60年代の車が周囲に置かれている。

 まずはこの車。フォードのサンダーバードである。やはりフロントにはミサイルが生えているし、リアには垂直尾翼もある。それにしてもこの独特のデザインは、この時代のアメ車に見られるもので、実に独創的だ。ちなみに、我々のよく知っている人形劇のサンダーバードは、アメリカの3大ネットワークで放映されていない(一部ローカルでは放映された模様)。従って、アメリカ人のサンダーバードという言葉に対する認識は、日本人のものとはだいぶ異なる。もし3大ネットワークで放映されていたならば、車にサンダーバードという名前は付かなかったかもしれない。


 写真うつりが悪いが、内装も赤を基調としたものでど派手。しかし、いいなあ。


 なお、陳列されていた多くの車にはエンジンがなかった。外板と内装をきれいにしただけの車なのだ。


 この車、恐らくランブラー。ボンネットにでかいエアインテークがあること、内装にロールバーがあることから、ドラッグレース用の車をきれいにして展示してあるものと思われる。


 メルズ・ドライブインにはまだまだたくさんの車が展示されていた。これらについては、次回紹介しよう。