初代カペラ

 マツダのモータリゼーションならぬ「ロータリゼーション」の一環でロータリーエンジンが搭載された車である。MATビハイクルと同様、確かほとんど改造されずにミラーマンに出ていたと思う。


 カペラとは御者座のこと。2ドアモデルがあるなど、少々荒々しいスポーティーさを強調したデザインになっている。この車が発売された当時、横にハコスカが並んでいてやたらと煽ってきたのでシグナルGPをしたところ、カペラが圧勝してしまいハコスカのオーナーはその足でカペラを買いに行ったという逸話が残っているほどだ。現行のカペラとは対照的である。。


 この車の内装は、100万円かけてレストアしたとのこと。例えば、シートのステッチも当時のものと全く同じにしたそうだ。今回の参加車両の中で、最も金のかかっている車かもしれない。
 このころのマツダのクーペモデルの特徴は、リアの窓が完全に開くことにあった。

 さて、来年もあるとしたら、どんな車が来るのだろうか。楽しみである。