Yahooオークションで集めた小ネタ、その2

 これはAZ−1の「車検・外装パーツマニュアル」というもの。落札価格は1万4000円。しかしこれが最高に使えないパーツカタログで、もし見つけても買う価値はない。というのは、極一部のパーツしか部品番号が掲載されていないからだ。タイミングベルトカバーを例にあげてみよう。これだけパーツが書いてあっても、実際に掲載されているパーツは4つしかない。これでは使いようがない。





 が、ただ1つ使えるページがあった。それが「月初生産開始車体番号一覧表」が掲載されている部分だ。この表に書かれていることが正しいとするならば、諸説あるAZ−1の生産台数がある程度読みとれる。ほとんどのAZ−1は93年3月で生産し尽くされていたのだ。発売開始からわずか5ヶ月である。4月以降は月産10台というペースで、もはや量産車とは言えないレベルだ。




 また、PG6Sオーナーズリストを参考にすると、深澤さんのAZ−1(PG6SA-103945)は、最終ロットであると考えられる。