昭和レトロカー万博2023の概要
会場マップを使って概要を説明していく。いろいろな車が展示されているわけだが、ただ並べているだけではない。「超マニアックな特別展示車両エリア」とか特徴別に分けている。普通の旧車ミーティングだったらごちゃ混ぜで「車を並べているだけ」感が強いのだが、こいつは違う。
他にも、「ネオクラッシックカーエリア」、「レトロカーエリア」といった具合で分かれている。この分け方というか、エントリー基準はありがたい。というのも、旧車ミーティングの中には相変わらず「1974年以前の車に限る」というものもあるからだ。例えば1990年に行われていた旧車ミーティングでは、1990年ー1974年=たった16年前の車が既に旧車認定されていた。その基準を現在に当てはめると1990年の車は当然旧車認定されるはずなのだが、2023年ー1974年≒50年たたないと旧車認定されない。何かの既得権益を守るための制限でもないため、よくわからない基準が横行している。恐らくは排ガス対策前後の区分だとは思うが、今となっては理不尽感がある。主催者は引き算ができない人なんだろうか?? それとも「前々からの基準だから今回もそれに当てはめる」といった、何も考えないことが美徳と思っている人なのだろうか?
本来は会場の写真をもって概要を説明すべきなのだが、会場があまりに広すぎるため、撮影した写真を見ても何が何だかよくわからないので割愛。次頁から、特別展示車両エリアにあった1台である第二次世界大戦中の軍用車両M9A1を見ていく。