走行距離44万キロのオルタネータ、その2
プーリー側のベアリング。異音などの異常は見られなかった。
今度はローター。
スリップリングをみると、片側が結構摩耗している。これ、上と下が同じように摩耗してくれればいいのだが、たいていの場合片側だけの摩耗が大きくなる。そのくせ、ブラシは均等に摩耗する。
反対側のベアリング。シャラシャラ音がしたので寿命だろう。本来はプーリー側が先にダメになるので意外だ。このベアリングがダメになったオルタを初めて見た。
話は変わって、同じく半ちゃんの走行距離42万キロのブロアモーター。これももう限界だ。ブロアモーターはデンソー製、オルタは三菱製でメーカーが全く異なるが、同程度の距離で限界を迎えている。これが当時のスズキのモーターに対する耐久品質なのかもしれない。もちろん十分である。
本レポートはこれでおしまい。ネタばかりになってしまったが、また来年お会いしましょう。