新たな電気的負荷にオルタネータを接続して限界をみる

 今回は動画までは撮影していない。電気的負荷条件などは以下の通りだ。

 エンジンは基本的にアイドリングで回している。電気的負荷が高くなったとき、回転数を上げている。
 電気的負荷は、以下の通り。

 ECUや燃料ポンプの駆動に必要な基本的負荷+ヘッドライト(ハイビーム2灯)+ブロアMAXスピード+ラジエター電動ファン+熱線

 ここまでが、AZ−1が必要とする最大電流と考えてもらって良い。
 そして、追加の電気的負荷としてH4バルブを1つずつ点灯させ、最終的には12ヶ点灯させる。



 結果は以下の通り。オルタネータの定格電流80Aをクリアした。電圧も12.6Vほどある。



 さらにH4バルブを点灯させ、電気的負荷を増加させた。85A流れた。電圧も全然余裕。



 そしてH4バルブを12ヶ全て点灯させた。電気的負荷MAXとなるのだが、これで90A流れた。電圧も12V以上あることから、電気的負荷を増やせばまだまだ電流が流せると推測できる。この状態でオルタネータ本体を触ったが、普段の熱さであったため、定格を超えているとは言え無理な状態ではないと思われる。



 90Aも流すことにどんな意味があるのかと問われれば、意味はない。ただ限界に挑戦したいだけだ。


 次頁では、70A級の高出力オルタネータの実力を試す。実はこちらのオルタの方が安く、また大量に出回っているのだ。挑戦はまだまだ続く。