使用するプーリー

 使用するプーリーは、デンソー製オルタネータについている普通のVベルト用のプーリー。よって、デンソー製オルタネータを使っている人は、新規に購入する必要はない。


 ところが、工場出荷時の三菱製オルタネータを付けている人は、このプーリーを購入しないといけない。通常だったらスズキ品番のものを購入するのだが・・・ここではダイハツ品番のプーリーを購入する。その方がスズキ品番の物より約半分の値段で買えるからだ。



 左がダイハツ、右がスズキ品番のプーリー。全く同じものだ。なぜ価格が違うかというと、元々はダイハツが作った(設計した)プーリーを、スズキがダイハツから供給を受けたためと考えられる。同じ部品なのにメーカーによって価格が違うという現象は、軽自動車の世界では他の部品でも結構みられるため、流用の有無と価格を考慮して購入すると安くつく。




 あと、プーリーを留めるネジも購入する必要がある。このネジ、M15という特殊なネジで、さらにトヨタ(ダイハツ)では部品設定されていない。一方でスズキには部品設定がある。しかも2種類ある。これもよくあるパターンだ。



 何が違うかというと、ネジが切っていない部分の長さ。今回の場合、写真右のネジでOKだ。



 今回はこれでおしまい。次回はいよいよオルタネータ本体のシム調整に入る。