展示の様子、その2
この1ローターのエンジン、もともとは横浜にあったのだが、広島に移管されたようだ。
説明によると、「開発用試作2号機と考えられる」エンジンとのこと。確定的なことまではわからない謎のエンジンである。
これ、立てて展示されたのは恐らく初めてではないかと思われる。写真と実物を比較すると、上下逆に展示されている。理由はこう置かないと安定しないから。しかし、中を開けたら何が出てくるんだろう。さび付いていて、開けることができない可能性が高いし、分解の過程でネジが折れまくる可能性も十分に考えられる。分厚い鉄の塊なので、X線が透過してくれるかなあ。吸排気口からファイバースコープを突っ込んで、中がどうなっているか、特にアペックスシールがどんな感じになっているか見てみたいものだ。当時のものだから、シール自体が無かったりして。
またこのエンジンを別の角度から撮影した写真をもらった。それについては次回お送りする。
あとは歴代マツダ車のミニカーが展示されていた。
スケールは、基本1/43で統一されたモデルが展示してあった。この中央には私が貸し出したエブロのミニカーが、ドアを開けた状態で展示された。
AZ−1の1/43のミニカーは、ホットワークスのものがマツダミュージアムにある。それなのになぜ私のが展示されたことになったかというと・・・
1.担当者がミュージアムまでミニカーを借りに行った。
2.AZ−1だけ異様に小さいので、このモデルは1/43ではないという判断に至った。
3.で、私の所に1/43のミニカー貸し出しの打診があった。
というわけである。
次頁からは、今回のネタを紹介する。