一般的なサビ取り剤を最初から使ってサビを落とす

 「最初からそうしろ」といわれそうだが、一般的なサビ取り剤を最初から使ってサビを落とす。



 3日経過後。レンズを見たらちょっとサビが残っているものの、サビ取り剤を抜き変えるなど、何度も手間をかけることなく仕上がった。



 ケースの内側からみてみる。なぜか、ソケットの口に付着しているサビがとれていない。



 内側から見ると、レンズに付着したサビが完璧に取れているわけではないということがよくわかる、



 仕切り板のサビはとれた。が、穴があいてしまった。これはサビ取り剤の悪影響で穴があいたのではなく、錆で塞がれていた穴が出てきただけ、と解釈すべきだろう。それを加味すると、鉄板上にわいた錆の落ち方は、アミド硫酸と同等だろう。



 というわけで、プラスチックに付着したサビを落とすには、通常のサビ取り剤が一番効果があるということがわかった。これが結論である。

 一旦結論が出たので、サビ取り剤の話はこれでおしまい。実験の目的は果たしたのだが、ここまできたらスケベ根性が出てきてしまった。ご覧の通り、バルブのソケットがボロボロである。このままではコンビランプ本体のサビを落としても、ランプとして使えない。なので、次回は、ソケットを修復していく。

PS 錆びた仕切り板のままでランプを点灯させたところ、わずかに暗く見えるだけで問題無く使うことができた。が、念のため仕切り板を銀色の塗料でハケ塗りしておいた。その際、塗料で穴を埋めた。