ブロアモーターに使えるブラシとは、その1

 AZ−1の場合、ブラシが純正部品として設定されている部品は、オルタネーターとスターターだけ。ブロアモーターやラジエターファン、ワイパーモーターには設定がない。そんなモーターについているブラシを交換する。私も色々調べたのだが、サイズがぴったりなブラシは市販されていなかった。従ってありもののブラシを削って使うしかない。
 よく流用されるのは電動工具用に売られているブラシ。しかし多くの場合、ブラシから出ている導線がAZ−1に使われているブラシとは異なっている。具体的には上面端から出ておらず、ケツからでていたりしている。これはこれで使えないことはないのだが、使い勝手が悪い。しかもサイズも大きすぎ、削っていく内に斜めに削れてしまうなど、失敗してしまうことも多い。
 上がサンダー用のブラシ、下が今回使ったブラシ。今回使ったブラシは、AZ−1に使われているモーターのサイズに近いものだ。大きさを比較しよう。




 ちなみに今回使ったブラシはこんな形状。中国製の汎用品らしい。導線もケツから出ているのではなく、上面端から出ている。




 次頁では、このブラシのサイズを測定する。